CanonetとDATEMATICで試し撮り
CanonのCanonetとDATEMATICで試し撮りしてフィルムを現像してみました。
Canonet
DATEMATIC
フィルムはHOLGAのモノクロフィルム ASA400
現像に必要なものも準備!
現像液はスーパープロドール、停止液の富士酢酸、定着液はスーパーフジフィックス、ドライウェル、ダークバック、現像タンク、フィルムクリップなど
現像液の準備
スーパープロドールを1リットルの20°Cから40°Cの温水に投入し完全に溶かします。
これが現像液の原液
定着液の準備
原液 1 : 水 2の割合で混合します。
停止液の準備
水450mlにキャップ半分の酢酸を混ぜます。
フィルムを現像タンクに入れますが、久々のフィルムだったのでいろいろ忘れてしまってます。
カメラで撮影が終わったらパトローネからフィルムを少しだした状態にするのですが、今回の試し撮りではパトローネにフィルムを全て巻き込んでしまいました。
フィルムピッカーもなかったので、古いフィルムの切れ端に両面テープを貼り付けてパトローネに入れてフィルムを引き出しました。
解決したのでフィルムと現像タンクをダークバックに入れて作業します。
フィルムをリールに巻いて、巻き終わったら現像タンクに入れて蓋を閉めます。
現像タンクをダークバックからだして現像を始めます。
この現像タンクはメルカリで購入
次は薬品の温度調整です。
準備した現像液、停止液、定着液の温度を全て20°Cに調整します。
バケツに水をいれ、その中にカップに入れた現像液、停止液、定着液の温度を調整します。
バケツに入れたみずの温度を変えながら温度調整しました。
温度が調整できたら現像を始めます。
現像液をタンクに注ぎます。
最初の1分くらい現像タンクの真ん中の棒を回し攪拌しました。
その後、1分に10秒くらい攪拌し4分15秒続けます。
現像が終わったら次は停止
現像液は複数回使えるので現像タンクの現像液をカップに戻します。
現像タンクから現像液がなくなったら停止液を入れ30秒間攪拌します。
30秒が経過したら現像現像タンクから停止液を出します。
定着は5分から10分行いますが、今回は10分にしました。
定着液を現像タンクに入れ30秒ほど連続して攪拌します。
その後、1分に10秒くらい攪拌10分続けます。
定着が終わったら定着液をカップに戻します。
現像液と定着液は複数回使用できるので後で保管します。
次は水洗い
水洗い促進剤がなかったので1時間程度水洗いしました。
水洗いが余ったらドライウェルに30秒間つけます。
あとはフィルムクリップで止めてフィルムを乾燥させます。
今回、久しぶりの現像だったので何コマか失敗してしまいました。
現像タンクでフィルムの巻き方を失敗するとうまく現像できません。
こんな感じに失敗します。
まだ引伸し機がないので現像したネガはフィルムスキャナで飛び込んでデジタルに変換しました。
Canonetで撮影した写真
DATEMATICで撮影した写真
レトロな感じに撮れてます。
試し撮りしてみましたが、DATEMATICの方がサイズも小さく気軽に撮影できるのでDATEMATICを使うことが多くなりそうです。
高校生の頃に使っていたストロボがあったので、試しにDATEMATICに付けてみました。
なんかかっこいい!
ちゃんとシャッターと連動して光りました。
次はストロボ付けて試し撮りしてみます。